8月10日朝、福島県会津若松市の渡辺宗太商店に並べられた日本酒。
渡辺宗太郎さんは「あのタンクに入っていたお酒なんだと思うと、感慨深いものがある」と語る。
6月の火事で蔵を全焼した、福島県喜多方市の笹正宗酒造。焼け後から奇跡的に救い出された純米酒の販売が10日から始まった。
ラベルには「1818-2026-」の文字。
創業年と復活への一歩を踏み出す2026年が刻まれた。これからも酒造りで笹正宗の歴史を歩んでいく覚悟が込められている。
配達に訪れた笹正宗酒造の岩田高太郎専務は「この酒が捌けたら、弊社に残っている酒が完全にゼロ。これから一歩、まだまだ邁進していかないといけない」と覚悟を口にした。
開店してすぐ笹正宗を手に取る客の姿が。「我々お酒好きな人にとっては、蔵が無くなると困る。みんなで応援して、頑張ってもらわないと」と話す。また別の人は「地元のお酒で、いま復興に向かっているところなので、それはぜひ買いたいなと思った」と話した。
笹正宗酒造では、今後別の酒蔵の一角を借りて酒造りを始めるなど、再建に向けて動き出している。
