台風13号が上陸した中国で撮影されたのは、横殴りの雨が吹きつける中、ハザードランプをつけていたトラックが横転する様子です。
台風が接近する中、9日午後3時過ぎの上海の街では、辺り一面が茶色く濁った水に覆われていました。
街中が冠水する中、車やバイクは水しぶきを上げながら走行したり、おしゃれなブティックの入り口にも土のうが詰まれ、従業員がちり取りで水をくみ上げる様子がみられました。
別の店では洋服が棚の上に積み上げられていた一方で、店内の床には茶色い水が浸水し、試着室のものと思われるカーテンは上にまくり上げられていたものの、床のじゅうたんは水没していました。
入り口に土のうを積み浸水を防いでいた店では、大きな水しぶきを上げて走る車に対し、「ゆっくり走って!」と声を上げる様子もみられました。
道行く人々はふくらはぎ辺りまで水に浸かって歩くほかなく、冠水した中を走行し動けなくなったのか、車がレッカー移動される様子も見られました。
台風13号による被害は日本でも出ています。
最大瞬間風速42.5メートルの非常に強い風が吹いた鹿児島・奄美市では、ビルの鉄骨がむき出しになっていました。
7日の午前中までは壁がまだ残っていましたが、台風通過後壁は全てはがれ落ちました。
10日になっても一部で停電が続く奄美大島で、行列ができていたのがコインランドリーです。
利用客は「洗濯機も何も使えないので、もう2日間ぐらい。今は窓を全部開けて風通し良くして過ごしている」と話します。
また、最大瞬間風速42メートルを観測した沖縄・名護市では、農業用ハウスが強風で飛ばされ川に落ちていました。
ハウスで栽培されていたのは綿花で、ちょうど実がなった時期だったということです。
琉球こっとん 幸地高子さん:
大変な被害だから、また頑張ってやるしかないので、みんなと力を合わせてやっていきます。
沖縄県のまとめによりますと、この台風の影響でこれまでに9人がけがをしたほか、名護市などでは住宅が一部損壊する被害が出ているということです。
