「トクリュウ」による事件を防ぐため、警察庁は、犯人が使うスマートフォンのやり取りを遠隔で把握する新たな捜査手法の導入に向け、専門家会議を開催しました。
警察庁 森元良幸長官官房長:
トクリュウは匿名性・秘匿性の高い通信アプリを悪用して、組織や犯行手口の潜在化を図っており、この匿名性・秘匿性の壁を突き破ることができるかどうかがトクリュウ対策の成否の鍵を握ると考えております。
10日行われた専門家らによる会議では、トクリュウの指示役などが使うスマートフォンから、アプリでのやり取りや犯行計画の内容を遠隔で把握する手法などが議論されます。
トクリュウによる特殊詐欺の被害額は2025年、過去最悪の3257億円に上ったほか、5月には栃木県で強盗殺人事件が発生するなど深刻な被害が続いています。
会議では海外の事例や最新の技術も踏まえ、新たな法制度の導入に向けた検討が進められます。
