最大震度7を観測した令和8年熊本地震の発生から1週間がたった4日、7600人以上が今も避難生活を送るなか、避難所の現状はどうなっているのか。

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防災システム研究所の山村武彦所長と氷川町の避難所を訪ね、1週間が経過した避難所運営について取材しました。

震度7を観測した氷川町

氷川中学校には、約120人が避難しているほか、近隣から1日当たり約1000人がここで物資を受け取っています。

被災者はエアコンが備わっている教室に避難していて、2日前に段ボールベッドやパーティションが入ったそうです。氷川中学校の田中校長に話を聞きました。

田中宗徳校長:
こちらのコンピュータ室は、物資が届き次第、どんどんどんどん運ぶ場所にしております。だんだん増えてくると、どこに何があるのかが分からなくなるので、スタッフさんが工夫して、書いてもらったりしてます。

校内は被災者が必要な物資を受け取りやすいよう整理されていましたが、  まだ片付いていない部屋も多くあるという。

田中宗徳校長:
音楽室であったり、理科室であったり、薬品がこぼれたりしている。2学期を再開するに当たっては、時間を見つけて、どんどん整備を進めていかないといけない。

避難所を支える県外からの派遣職員

避難所運営には県外から派遣された行政職員も携わっています。山村さんは高知県から派遣された芸西村職員の山崎雄太さんに避難所の食事について尋ねました。

高知県から派遣された芸西村職員の山崎雄太さんに話を聞いた
高知県から派遣された芸西村職員の山崎雄太さんに話を聞いた

山崎さん:まあ、ご飯、パン、麺類とか。
山村所長:おむすびとか。
山崎さん:おむすびとか、パンとか、カップ麺ですね。

山村所長:温かいものなんかまだ炊き出しとかはないんですね。
山崎さん:キッチンカーが来てますので、そこでは牛丼であったりとか、ハヤシライスとか。

山村所長:今一番の要望は何ですか?
山崎さん:食の面で言うと、ご飯を食べたというのはよく聞きます。白米を食べたいと。

時間の経過とともに体調不良を訴える人も出ていて、医療や福祉の専門職が入り、避難者のケアに当たっているということです。

栄養バランスと体調管理の難しさ

地震発生から1週間の避難所を取材した山村所長が注目したのは食事の内容でした。

山村武彦所長:
やはり食事が菓子パンとおむすびなど炭水化物ばかりになっています。食物繊維とか、そういうものが不足しているし、タンパク質も不足していると感じました。これから栄養のバランスを考えていく、もう1週間経ったら考えていかなきゃいけない時期に来てるのかなと思いますね。

さらに、熱中症や感染症対策についても、猛暑が原因で避難所の運営側には苦労している様子が見えたという。

山村武彦所長:
マスクを奨励してるけれども、この暑さだとやはりマスクをしない方もいらっしゃると聞きました。それからトイレが外にあるので、夜中に起きて暗い中外まで高齢者が行かなきゃいけないと。それも高齢者の場合には何回も起きるということもあって、そうするとほとんど寝不足になってるということで、ま、体調管理が非常に難しい状況になってるんではないかと思います。
関連死や、感染症を防いでいくことも大事だと思います。

テレビ熊本
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