震度7の激しい揺れに見舞われ、大きな被害を受けながらも、規模を縮小していち早く営業を再開した道の駅があります。熊本県氷川町にある『道の駅 竜北』の現在の様子をお伝えします。

■地震から1週間、駐車場には亀裂も
地震の直後、駐車場に大きな亀裂が入るなどの被害が確認されていましたが、現在は応急処置が施され、利用者の安全が確保された状態となっています。

こうした中、地元の生産者からの強い要望を受け、8月1日(土)から規模を縮小する形で、ナシやブドウなどの販売が再開されました。

■「買いに来るお客様のために」
氷川町でブドウやナシを生産する森田 桂祐さんも、今回の地震で大きな影響を受けた一人です。

森田さんは、農業用ハウスの土台が崩れるなどの被害を受けましたが、さいわいにも被害を免れたブドウを道の駅に出荷しています。

森田さんは「ほとんど道の駅に出荷していたので、出荷先がなくなってしまって。でも、買いに来られるお客様もいらっしゃいますので、商品を並べようと思って来ました」と話します。

■館長が語る「日々のことで精いっぱい」
『道の駅 竜北』は、地域で195人もの出荷者を抱える大切な拠点となっています。
大川 聡志郎 館長は「195人の出荷者を抱えている道の駅という集合体ですので、安全が確保できるスペースで、狭いながらも売っていく。今は日々のことだけで精いっぱいという状況です」と語りました。

■お買い物で応援を
現在、屋外の特設テントに設置された陳列棚の近くには、次のようなメッセージが掲げられています。

『氷川町の農家さんのおいしい果物・野菜を助けてください! お買い物で応援を!!』

現在も道の駅の建物本体に関する被害の詳しい状況は判明していません。

仮に建て替えが必要となった場合、どれくらいの期間がかかるのか、そしてその間の従業員の雇用をどのように継続していくのかなど、今後に向けた課題も残されています。

被災しながらも立ち上がり、地域の農家とともに歩みを踏み出した『道の駅 竜北』。ぜひ現地での買い出しなどを通じて、復興への応援にご協力をお願いいたします。

テレビ熊本
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