動く仕掛けが仕込まれた木製のからくりおもちゃの展覧会が、鳥取・日南町の美術館で開かれています。
女の子:
あー、音楽が流れているみたい。
ハンドルを回すと木の板が波のように動きます。
その波をサーファーが見事にキャッチ。
華麗なライディングを披露しました。
木のからくり作家・高橋みのるさん:
仕組みが動くと美しいなと、私は思うんですよ。メカニズムが連動してね。
日南町の日南町美術館で開かれている作品展、開館30周年の記念展で、町が進める「木育」、木や森とのかかわりを通し子どもたちの豊かな心を育む取り組みの一環として開かれました。
会場では、日南町の自然をテーマにした新作など木の動く立体作品を長年創作している高橋みのるさんの作品、60点余りが紹介されています。
高橋さんは青森県八戸市生まれ。
26年前、テレビ番組の「木のおもちゃ職人選手権」で優勝し、その後、八戸市を拠点に作品を制作しています。
木のからくり作家・高橋みのるさん:
犬が散歩してます。こういうからくりで良いです。
この日は高橋さんが会場を訪れ、ワークショップを開催。
子どもたちに「からくり」作品の楽しさを伝えました。
子ども:
「ネジでとめました」
「むずかしい、まあまあよくできました」
「ゲンゴロウ作りました。楽しかった、作るの好きだから」
夏休みに入った子どもたちが製作に挑戦。
家族といっしょに思い思いのからくり人形を完成させました。
木のからくり作家・高橋みのるさん:
楽しいことを、上手と下手でなく、続けてやっていくとだんだん上手くなっていく。上手くなってくるともっと楽しくなる。
高橋さんの作品のコンセプトは「メカ木ズム」。
「木」と「メカニズム」、それに“遊び心”の3つを組み合わせ、楽しい動きの世界を
生み出します。
こちらは、「木」のアナログの世界とデジタル技術を組み合わせた「カーリンガー」という作品。
木でできたカーリングのストーンの位置をセンサーが感知、得点を自動計算してくれるユニークな「仕組み」です。
木のからくり作家・高橋みのるさん:
からくりの中に仕組みが入っている。なぜこの動物が動くのかな、そういったことを考える切っ掛けになってもらえれば、嬉しいです。本当の木材に触ることはなかなか無くなってきている。親子で楽しむ体験を展示会でしていただきたい。
この展覧会は、日南町美術館で9月23日まで開かれています。
