元大阪地検トップによる性的暴行事件で被害を訴える女性検事が検察組織のパワハラ事案を新たに公表し、改めて、検察から独立した第三者委員会による調査を求めました。
大阪地検の検事正だった北川健太郎被告からの性被害を訴える女性検事が会見を開き、大阪地検特捜部でパワハラを受けたとする元検事の男性の手記を読み上げました。
手記などによりますと、男性は脱税事件の捜査の研修で派遣されました。
しかし、先輩の検事から「お前、ポンコツだな」「仕事をサボってきたからロクな調べができない」などを言われ、パワハラを受けたほか、先輩検事の見立てに沿う調書を作成するよう強要され、捜査に影響するかもしれない録音データを見つけたと報告した際には「上司には報告せずにネグれ」と指示されたとしています。
その後、男性は被害を告発したものの、加害者は処分されず辞職に追い込まれたということです。
北川健太郎被告からの性被害を訴える女性検事・ひかりさん(仮名):
法務省、検察庁の違法不正が次々に暴かれています。しかしこれは氷山の一角。
検察の不祥事は後を絶たず、東京地検特捜部の男性検事が捜査対象者と不適切な関係を持ったとして先月、懲戒免職処分となったほか、検事による不適切な取り調べや外部への情報漏洩などが発覚しています。
女性検事は、「内部調査では全く無意味」として法務検察から独立した第三者委員会による調査・検証を改めて求めました。
