兵庫県で、個人情報を隠す「黒塗り」が「外れる」事態です。
兵庫県はきょう=3日、県のホームページに意見を寄せた人のうち、住所・氏名など92人分の個人情報が漏洩したと明らかにしました。
兵庫県によると、ホームページ上の「さわやか提案箱」に寄せられた意見について公文書公開請求があり、県は個人情報部分をマスキング処理して公開しました。
しかし不適切な処理があり、ファイル編集ソフトでマスキングが「外れる」状態だったことが判明。
6月3日午前7時から5日正午までに寄せられた意見のうち、氏名75人分、住所48人分、メールアドレス89人分、合計で92人分の個人情報が漏洩したということです。
兵庫県は公文書公開の請求者にデータの削除を依頼し、個人情報が漏洩した人には謝罪しています。
また兵庫県は同様のミスの有無について「確認したところ、そういった失敗はしていない」と説明しています。
この公文書公開請求は、斎藤元彦知事の定例会見であった記者の不規則発言について、県民らから寄せられた意見の公開を求めたものです。
不適切な処理に気づいた請求者から連絡を受けた中道一政弁護士が先月31日、「ずさんな情報公開で請求者をセンシティブな問題に巻き込んだ」として、全容解明を求める斎藤知事あての申し入れ書を提出していました。
