金銭授受疑惑に揺れる自民党福岡県議団のトップ松尾統章会長が、3日夕方に会長職を辞任する意向を明らかにしました。

自民党福岡県議団・松尾統章会長:
私の発言によりまして多くの方々に不快な思いをさせたこと。辞意の表明をし役員会において皆さま方のご理解をいただいたところであります。

松尾会長を巡っては7月28日、最大震度7を観測した熊本地震の直後にもかかわらず、北九州市で予定どおり政治資金パーティーを開催し、ものまね芸人のショーなども行っていました。

その判断が問題視される中、当の本人は「正直やってよかった。ある意味“気づき”もあった」と発言。

福岡県民からは「ちょっと信じられない。悪いことをしたと思っていないんだなという印象」「考えられない。熊本では(地震で)悲惨な状態の中で何を考えてやってるんだろう」と、批判の声が上がっていました。

3日、松尾会長は自身の発言について、「私の発言が(熊本地震で)被災して苦しんでいる方、またそれを助けていただいている方を含め、多くの方々にどれだけ失礼な言葉、表現に映ったんだろうと。本当に申し訳ないと、本当に思っています」と述べました。

会長職の辞任については、“福岡県議会のドン”と呼ばれる蔵内議長にも相談したといいます。

自民党福岡県議団・松尾統章会長:
蔵内議長は今、出張中ですから、ただ辞意のことについては相談していました。状況がどこまで分かっているかご存じないようだったが、「そうか」という話もあった。(Q.慰留はされなかった?)そうですね。

一方で、自民党福岡県議団の会長は辞任するものの県議は続けるとしています。

自民党福岡県議団・松尾統章会長:
(Q.議員辞職はしない?)はい。私自身まだ説明責任も残っていますし、議員をしながらしっかりと説明し信頼回復を含め行動を示していきたいと。

松尾会長は今週末をめどに辞任する意向です。