地域や企業などさまざまな分野で進む、熱中症予防の取り組みをお伝えしているシリーズ、今回は、熱中症への注意を身近な場所で伝える取り組みです。街中の大型画面や日常的に利用するコンビニなど、生活の場を活用した熱中症対策を取材しました。


連日、最高気温30度を超える福井市中心部。日傘を差す人、ハンディファンを持つ子ども…、厳しい暑さが続いています。
 
多くの人が行き交う街中では、市が大型画面を使って熱中症への注意を呼びかけています。
 
田島嘉晃アナウンサー:
「この大型画面のすぐ近くにはコンビニがあります。熱中症への注意は、暮らしの動線の中で伝えられています」

街の人は―
「夏は利用する。飲み物」
「麦茶と加賀棒茶を買いました」
 
県内で最も店舗数が多いコンビニ大手・ファミリーマートでは、県や大塚製薬と連携して、店内で熱中症対策を呼びかける15秒の動画を流しています。
 
大塚製薬福井出張所・笠谷海斗さん:
「ファミリーマートは、店を通じて熱中症の知識や予防法を知ってもらう取り組みを行っている。幅広い世代から日常的に利用される店の訴求は有効的な取り組みであると考えている」
 
全国の主要コンビニの年間来店客数は、約20年前の延べ約121億人から、去年は約156億人に増えています。
 
それだけ多くの人が日常的に立ち寄る場所を、熱中症対策の発信にも生かしています。

街の人:
「自分も熱中症になる可能性はゼロではないので、対策を喚起してくれるのはありがたい。
「結構自分に関係あることなので、興味はあって最後まで見る」


コンビニの役割は情報発信だけではありません。
 
ファミリーマートの県内店舗の8割以上が、危険な暑さから一時的に身を守るクーリングシェルターに指定されています。

街の人:
「暑い日はコンビニに入りたくなる」
「外が暑いと、いったんコンビニの中に入ろうということもある」

また、店で働く人の中には、大塚製薬が主催する講座を受け、熱中症対策アンバサダーに認定された人もいます。

ファミリーマート福井東営業所・若林英治スーパーバイザー:
「講座で学んだ熱中症に関する正しい知識を生かし、夏のイベントなどで熱中症対策を講じたり、地域や職場で呼びかけを行うなど、日々の熱中症対策に努めています」
 
情報を伝える街中の画面、暑さを避けられるコンビニ、暮らしに身近な場所が熱中症から命を守る役割も担い始めています。
        

福井テレビ
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