低気圧や前線の影響で、8月1日から2日にかけ岩手県内では記録的な大雨となりました。3日になり県南部を中心に農作物や住宅などの被害が明らかになっています。
県内は低気圧や前線の影響で8月1日から2日にかけ、県の南部で記録的な大雨となり、西和賀町湯田では2日、最大72時間降水量が観測史上最大となる331ミリを観測するなどしました。
このため、北上川上流には一時、県内で初めてとなる「レベル4氾濫危険警報」が発表されました。
3日午前6時時点の県のまとめによりますと、奥州市・北上市・金ケ崎町・西和賀町の住宅で床上・床下の浸水被害が19棟、一部損壊が1棟確認されています。
増子智絵美記者
「水没の被害にあったネギ畑です。今は水が引いていますが、根元から抜けたり倒れてしまっています」
3日になり、被害の状況が見えてきています。
一関市弥栄のいやさか農園では、大雨の影響で市の特産品「曲がりねぎ」の畑40アールなどが水没しました。
いやさか農園 小野寺泰男社長
「できるだけのことはやってみるが、今年は曲がりネギが供給できないかもしれない」
一方、奥州市水沢にあるドジャース・大谷翔平選手の田んぼアートは今回の雨で一時水没。
現在は水が引いていますが、折れ曲がったイネが複数確認できる状況です。
金ケ崎町永栄では県道が崩落するなど、交通への影響も出ています。
3日午前6時時点で花巻より南の県道の7路線で通行止めが続いているほか、JR北上線は終日運休、大船渡線も3日午前11時現在、上下線で運転を見合わせています。
3日午前11時現在も北上川上流にはレベル2氾濫注意報が発表されていて、気象台は、内陸では3日夕方にかけて河川の増水に注意するよう呼びかけています。
