スルメイカの日本の漁場への来遊量は今年も歴史的な低水準が続く見通しです。
水産研究・教育機構は8月以降、日本の漁場にやってくるスルメイカの来遊量の予測を発表し、日本海側では1975年の調査開始以来、過去最低だった去年をさらに下回る見通しです。
主な産卵場である日本海西部で海水温の高い状態が続き、スルメイカが育ちにくい環境となっていることなどが要因とみられます。
一方、太平洋側ではスルメイカの主な漁場である「常磐~三陸海域」で来遊量が去年を上回る見通しです。
水産研究・教育機構は「去年は比較的資源量が多かったことから、産卵量が増えて今年の来遊につながることを期待したい」としています。
ただ、日本近海全体では歴史的低水準は続く見通しで、今後の海洋環境によって来遊量は大きく左右されるため、引き続き注視が必要だとしています。
