静岡県の公式ホームページを装った偽サイトが相次いで確認され、県が注意を呼びかけている。本物そっくりに作られた偽サイトには、富士山の写真や県の情報が掲載されているものの、一部には文字化けや不自然な表記も確認されている。専門家は、個人情報の窃取やコンピューターウイルスへの感染を狙った可能性を指摘しており、県はアクセス前にURLを十分確認するよう呼びかけている。

静岡県公式ホームページ“そっくり”偽サイト相次ぐ

ランダムに変わる富士山の写真が使われている、静岡県の公式ホームページ。その偽サイトが相次いで見つかり、県が注意を呼びかける事態となっている。

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静岡県・鈴木康友知事:
本当にけしからんことでして、これやっぱり憂慮すべきことでございますので、ホームページ閲覧の際には、URL等をしっかり確認をしていただきたいなというふうに思っております。

これが問題の偽サイトの1つ。トップページにはランダムに変わる富士山の写真が使われていて、本物そっくりである。

記者リポート:
こちら静岡県のホームページを見てみますと、本物と偽物の区別がつかないほどよく似ています。

画面の左側が偽サイト、右側が本物である。本物には偽ホームページに注意するよう書かれているが、それ以外はほぼ同じ。不自然な日本語も使われていない。

ただ、リンク先をクリックしてみると、  台風の「風」の表記がなぜかアルファベットの「L」に。さらには「災害義援金」が、「暮αx援金」と意味不明な表記になっている。

狙いは個人情報やウイルス感染か

この偽サイトを見たITジャーナリストの三上洋さんはこう分析する。

ITジャーナリスト 三上洋氏:
トップページは静岡県のものとほぼ同じです。これはそのままホームページを構成するHTMLファイルというものをダウンロードして、そのまま作ったと思われます。ただそこからジャンプするページについては、非常に不自然な日本語です。これは文字コードが異なるか、もしくはファイルの読み込みに犯人側が失敗している可能性が高いです。

狙いは個人情報の収集やウイルス感染かこの偽サイトの作成者について、三上さんは日本語をあまり分からない人物の可能性があるとしている。では、作った目的は何なのだろうか。

ITジャーナリスト 三上洋氏:
狙いの1つはですね、個人情報の収集です。リンク先、そこにジャンプさせることで、クレジットカード番号を入力させたり、またスマホなどでよく使うパスワードを入力させるのではないか、もしかしたらコンピューターウイルスに感染させようという目的もあるかもしれません。

個人情報の収集やコンピューターウイルスへの感染が狙いではないかという。

静岡県では、これまでに県警の公式ホームページを装った偽サイトも確認されている。偽サイトには本物にはない在宅捜査の申請などの欄があり、偽警察官がビデオ通話などを通じてこのサイトに誘導している可能性があるとみられている。

静岡県は2026年4月以降、公式ホームページの偽サイトを6件確認していて、不審なサイトには絶対にアクセスしないよう注意を呼びかけている。
(「イット!」7月30日放送より)

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