7月28日に熊本県で最大震度7を観測した地震の影響は、隣接する鹿児島県内にも及んでいる。その後も地震は繰り返し発生しており、30日午前10時までに鹿児島県内で震度1以上を観測した地震は49回に達した。

走行中のトラックが「隆起した道路」に衝突、ドラレコが捉えた映像

28日の地震発生時、鹿児島県内でも薩摩川内市などで震度5強を観測した。そのとき九州自動車道を走行していたトラックのドライブレコーダーには、地震によって隆起した道路にトラックが衝突する瞬間の映像が記録されていた。地震が道路インフラをいかに突然かつ深刻に破壊するか、映像は生々しく物語っている。

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薩摩川内市で高さ20メートルの崖崩れ、1.6キロが全面通行止めに

新たな被害も確認されている。30日未明、薩摩川内市祁答院町の県道で、高さ約20メートル、幅約40メートルにおよぶ崖崩れが発生した。29日夜に起きた地震の影響とみられている。現場付近の約1.6キロは全面通行止めとなっており、解除の見通しは立っていない。地域住民の日常的な移動や物流への影響が懸念される。

九州新幹線も30日終日運休、航空便は増便で対応

交通網への打撃も深刻だ。九州新幹線の鹿児島中央―熊本間は30日も終日運転を取りやめた。JR九州によると、損傷などが200カ所以上確認されており、運転再開の目処は立っていない。一方、空の便では日本航空が30日と31日、鹿児島と福岡を結ぶ便の増便を決めており、代替輸送手段の確保が急ピッチで進められている。

(動画で見る▶ドラレコ映像が捉えた"隆起した道路に衝突"の瞬間 続く地震、鹿児島でも新たな被害)

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