地下鉄出入り口の“ある法則”が話題に
東京には多くの地下鉄の路線があり、中には1つの駅に複数の路線が乗り入れていて、なかなか目的の路線にたどりつかない経験をした人もいるだろう。
そんな地下鉄にある法則があると話題になっている。
地下鉄の出入り口にある、この路線マーク。改札までの距離が近い順に左側から並んでるの、意外と知らない人多くてびっくり。これでいうと東西線が1番近くて三田線が遠い。東京の地下駅は出入り口多すぎるし、地下も広いから知っとくとわりと便利かも。 pic.twitter.com/KJau1WYVlv
— クリエイターmomo (@mm_fashiongram) November 15, 2020
地下鉄の出入り口にある、この路線マーク。改札までの距離が近い順に左側から並んでるの、意外と知らない人多くてびっくり。これでいうと東西線が1番近くて三田線が遠い。東京の地下駅は出入り口多すぎるし、地下も広いから知っとくとわりと便利かも。
このように投稿したのは、クリエイターmomo(@mm_fashiongram)さん。地下鉄の出入り口の階段部分にある路線マークは、改札までの距離が近い順番に左から並んでいるというのだ。

クリエイターmomoさんは大手町駅のB4出口の写真を投稿していて、左から東西線、丸ノ内線、半蔵門線、千代田線、都営三田線の順番になっている。この法則に当てはめると、大手町駅のB4出口からは東西線の改札が一番近く、都営三田線の改札が一番遠いということになる。
投稿には「知りませんでした!田舎者なのでたまに東京に遊びに行った時に役立ちます」や「いい豆知識ですね」などのコメントが寄せられ9万超のいいねが付いている。(11月26日現在)
果たしてこの法則は本当なのだろうか。東京メトロにお話を伺った。

客の利便性を考慮し制定
ーー地下鉄の出入り口の階段部分にある路線マークは、改札までの距離が近い順番に左から並んでいるというのは本当?
東京メトロの出入口の案内サインは
1. 当該出入口に近い東京メトロ線の改札口のある路線、次に他社線の順
2. 同等の距離のある路線については、開業順で左から右に並んでいます。
ーーいつから採用されている?
2004年以降制定しております。
ーー距離が近い順に左から順にある理由は何かある?
複数路線が通っている駅において、お客様の利便性を考慮し制定しています。

ーーあまり知られていないことだと思うが、利用者に伝える活動はしていない?
案内サインは、利便性向上のための改善、更新の機会が多くなっています。その為、東京メトロの路線記号を制定した際の様に、ご案内にあたり一斉に大きな更新を行う場合以外は、リリース等で広く周知する事は行っておりませんでした。今後は、本件の反響も鑑み、案内サインの周知内容についても検討してまいります。
ーー東京メトロだけではなく、他の地下鉄や鉄道も一般的には同じような並び?
恐れ入りますが他社様の基準等についてはご回答致しかねます。
東京メトロによると、路線マークは出入口に近い改札口のある路線、次に他社線の順に左から並んでいるということだった。今後は案内サインの周知についても検討していくという。
複数路線が通っている駅を利用する際は知っておくと便利かもしれない。
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