夏本番を迎えるなか、各地で花火大会が開かれています。遠州地方の夏の風物詩「ふくろい遠州の花火」でも、百花繚乱の大輪の華が夜空を彩りました。

豪快な音を響かせ、夏の夜空に咲く大輪の花。

7月25日に開催された「ふくろい遠州の花火」です。

全国有数の規模を誇り、遠州の夏の風物詩として広く知られています。

花火開始からさかのぼること、2時間30分。

会場にはすでに続々と人が訪れ、商工会や行政、地元企業などのボランティアによる観客の誘導や案内が行われていました。

こうしたなか、来場者の安全確保のために欠かすことができないのが「警備員」です。

しかし、近年は人材不足や人件費の高騰で毎年約1割ずつ費用が上昇していて、2026年は警備費に1700万円を見込んでいるということです。

袋井市の課題に対し手を差し伸べたのが、キリンビールが全国で展開している「晴れ風ACTION」です。

日本の風物詩を守ろうと、キリン「晴れ風」の売り上げの一部を全国の自治体に寄付して、「花火」や「桜」の保全・継承を支援する取り組みです。

袋井市 文化観光交流課・中村聡志 課長:
実行委員会がいろいろ工夫を凝らして、今回の花火大会実施に至っている。物価の高騰や人件費など、財政的に厳しい面もある。財政的な支援を受けることは大変ありがたい

袋井市は、プロの警備員の配置や案内看板など、安全を図る運営費として花火大会の実行委員会に700万円の補助金を出していますが、その一部にキリンビールの支援金を補填します。

花火会場では、警備員やボランティアの円滑な観客誘導もあって大きな混乱はなく、本番の時間を迎えました。

そして・・・

ふくろい遠州の花火は「全国花火名人選抜競技大会」でもあり、各地から選ばれた超一流の花火師による「最高峰の芸術花火」が競演します。

音楽とシンクロした華麗な演出や、迫力満点の仕掛け花火が約1時間30分にわたって夜空を彩り、観客を魅了していました。

来場者:
最高です

来場者:
幸せです。続いてほしい、今後も

袋井市 文化観光交流課・中村聡志 課長:
この花火は袋井の文化でもある。今後も引き続き、皆さまに愛される花火大会として継続したい

夜空を見上げた笑顔と受けた感動。

きっと次世代への宝物として引き継がれ、何十年先も袋井の夏の夜空を大輪の花が咲き続けてくれるはずです。

テレビ静岡
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