福岡県の服部知事は29日の定例会見で、県議会において質問の“横流し”などの行為が繰り返されていたことを明らかにしました。
6月の福岡県議会では吉松県議が知事に対し、海外視察などの問題について、第三者委員会の設置を要望しました。
◆吉松源昭 県議
「第三者委員会を設置し包括的な調査検証を行うべきと考えますが、知事の考えをお聞かせください」
これが議員による一般質問です。
このような質問の内容を、事前に県の職員が自民党会派に無断で伝えるいわゆる質問の横流しを行っていたことが明らかになりました。
この1年間で横流しを行っていた職員は調査対象の136人のうち28人にのぼるということです。
また、議員に代わって職員が質問を作成するケースも調べたところ、186人の約半数の96人が、「関与したことがある」と答えています。
服部知事は、自らも職員時代に“横流し”していたことを認めた上で、今後、禁止する方針を明らかにしました。
◆福岡県 服部知事
「私も反省しなければいけないところだが、意識の中で当たり前のこととしてというのは言い過ぎだと思うが、そうせざるを得ないものだと自分自身を納得させていた。会派や議員から提供された質問情報を他の会派・議員に提供することを禁止いたします」
質問の横流しをされてきた公明党県議団の新開会長は、憤りを隠しません。
◆公明党県議団 新開昌彦 団長
「とんでもない、なにやってんだと、そう思います。根本的にそういう意識を改めないといけない。それが9月議会だと思う」
問題山積の福岡県議会。悪しき慣習が改められるのか、議員それぞれの意識改革が求められています。
