熊本県で最大震度7を観測した地震から一夜明けた29日、被害の状況が徐々に明らかになり、福岡からも支援の輪が広がっています。
熊本県内では今も大規模な断水や停電が続き、自衛隊の給水車には長い行列ができていました。
◆八代市民
「水はまったく出ない」
Q電気は
「電気も止まっている」
「トイレも流せない」
こうした中、福岡でも熊本を支援する動きが広がっています。
北九州市からは支援職員の派遣に向けた先遣隊の4人が、現地に向けて出発しました。
◆北九州市職員派遣先遣隊 大山一成 防災企画担当課長
「被災者が1日も早く安心した生活に戻れるよう全力で支援してまいります」
震度7の揺れがあった氷川町29日中に入り、被災状況の情報収集や支援ニーズの把握にあたり本格的な支援につなげる予定です。
北九州市からはほかにも甲佐町で給水支援に当たる上下水道局と災害救助に当たる消防局の職員合わせて50人が熊本県に派遣されています。
福岡市も職員を熊本県に派遣し、大きな被害が出た宇城市と氷川町で避難所の運営支援に当たるほか災害廃棄物処理の支援も行うということです。
◆福岡市職員
「支援職員25名、車両12両、準備完了しました」
福岡市役所には義援金箱が設置され、被災地を見舞おうと多くの人が訪れました。
このうち小学3年の女の子はポチ袋から義援金を箱に入れました。
◆小学3年の女の子
Qなぜ募金しようと?
「いとこが熊本にいて大変そうだったから(お金を)入れました。1000円を入れてちょっとでも(多く)入れておいた方がいいかなと思っておこづかいを全部入れました」
福岡県警は広域緊急援助隊など約160人を28日から派遣していて、爆発があったイオンモール熊本のほか、煙突が崩落した日本製紙八代工場で救助活動を行っています。
気象庁は、今後1週間程度は同規模の地震が起こる可能性があるとして注意を呼びかけています。
