最大震度7を観測した地震から、まもなく丸1日が経過します。
現地から榎並大二郎キャスターが中継でお伝えします。
最大震度7の地震が発生したのが28日午後4時27分で、現在の時間は午後4時26分のため、まもなく地震発生時刻を迎えます。
こちらは熊本・嘉島町のイオンモール熊本です。
現在も安否不明の4人の懸命の捜索活動が続けられています。
先ほどはドローンを飛ばしての捜索も行われていました。
イオンモール熊本は、わずか1日でその姿が一変してしまいました。
地震直前の様子について、施設内の飲食店で働いていた従業員に話を聞くと、「夏休みということもあって家族連れがたくさん来ていた」と当時にぎわっていた様子を伝えてくれました。
ただ、突如強い地震が襲い、店内にいた人たちはその場でしゃがみ込んで、子供たちの泣き声も響いていたということです。
イオンモール熊本の周りには広い駐車場があります。
地震直後には店内から逃げてきたお客さんや従業員など数えきれない人の姿があり、そういった人たちが集まって、その中には小さな子供、お年寄りの姿も多くあったということです。
今回話をしてくれた従業員は、「次にいつ地震が来るかも分からない中で、どうしたらいいか分からず恐怖を感じていた」ということでした。
そして、多くの人たちが恐怖を覚える中で、イオンモール熊本はその直後に爆発に見舞われました。
建物が大きく損傷しました。
奥にある建物を見てみると、2階部分が大きく損傷しているのが分かります。
外壁は剥がれ落ちてしまっていて、柱があらわになっています。
中には多くのテナントが軒を連ねていたと思われますが、その原型が分からないほどに吹き飛ばされてしまっています。
爪痕から爆発の威力の大きさが分かるかと思います。
──イオンモール熊本は地元の人にとってどんな場所?
地元の皆さんに話を聞いて印象的だったのが、皆さん、この場所を「クレア」というんです、「クレアが爆発してしまったんだ」と。
イオンモールはもともと2005年の開業当初「クレア」という名称が使われていたということで、20年以上にわたって地域に根付いている場所だということです。
ただ買い物に訪れる場所ではなくて、少しお話をたどっていくと、家族や知人、友人が働いている場所でもある、地域の皆さんにとっては本当に特別な場所だということでした。
28日の爆発によって、その場所が、多くの人の日常が奪われてしまったんだと証言から実感することができました。
