社長を名乗る人物からのうそのメッセージを信じ込み、山口市の法人が現金9600万円をだまし取られていたことがわかりました。

山口警察署によりますと6月26日、山口市の被害にあった法人の関連会社に勤務するAさんが会社のメールを確認したところ、法人の社長を名乗る人物から「今後仕事に関する内容はこちらに送ってください」とのメールが届きました。

その後、やり取りを始めたところ社長を名乗る人物から「現在、会議中で重要な業務があります。速やかに専用のメッセージアプリでグループの作成をお願いします。グループのQRコードをこのメールアドレスに変身してください」と書かれたメールが届きました。

そして7月2日には社長を名乗る人物からメッセージアプリで「本日、会社に入金がある予定です。後ほど、お客様が振り込みをしたら入金確認の連絡をします。現時点で会社全ての銀行口座の残高を確認して、残高明細のスクリーンショットを送ってください」「これから9600万円を送金します。先方の口座情報を送るので、受領次第、直ちに振込手配をしてください」などと言われました。

Aさんが会社の口座に入金がないことを伝えたところ、社長を名乗る人物は「先方がリアルタイム着金を要求しており、9600万円の振込処理を優先するように」と指示したことから、相手を本物の社長と信じたAさんはこの日、指定口座に現金9600万円を振り込んでだまし取られたということです。

警察はニセ社長詐欺事件として捜査するとともに、会社の口座を聞いたり、指定口座への振込を要求されたりした場合は、電話などの確実な手段で送信者に確認するなど注意を呼びかけています。

テレビ西日本
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