神奈川県相模原市の「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件から10年となった26日、園では献花が捧げられました。
「津久井やまゆり園」の元職員・植松聖死刑囚(36)は2016年、入所者19人を殺害し、職員を含む26人に重軽傷を負わせ、2020年に死刑判決が確定しています。
約470人が足を運んだ一般献花には、事件で首や腹などを刺され重傷を負った尾野一矢さん(53)と父・剛志さん(82)の姿がありました。
以前は園に近づくと震えていたという一矢さんですが、きょうは朗らかな笑顔を見せる瞬間もありました。
父・尾野剛志さん:
あっという間の10年、まぶたの後ろと心に当日のことが鮮明に今でも蘇ってくる。
剛志さんは10年間で「障害がある人たちに対する考え方はなにも変わっていない」としたうえで「重度の障害者であったとしても一人の人間で、幸せになる権利がある」と強く訴えました。
