愛媛県今治市の大島にある村上海賊ミュージアムで、新しい企画展が25日にスタートしました。村上海賊の子孫が書き残した貴重な記録から、当時の「海賊家」の流儀に迫ります。
日本遺産認定から今年で10周年を迎えた村上海賊。この企画展は、江戸時代への移行期に、村上海賊の子孫・村上喜兵衛元吉が当時の主君の求めに応じまとめた回顧録「三島海賊家軍日記」をベースに、一族の誇りやルール・戦い方を関連史料17点とともに紹介しています。
展示されている史料には戦国大名・毛利元就が移動する際、護衛を務めた海賊を道中の民衆が恐れる様子を見て、「毛利元就の威光も海賊の前では霞む」と笑ったエピソードが書き残されています。
また舟の積み荷の量に応じて通行量を取る代わりに、村上海賊の印が入った旗「過所旗」を渡して安全を保証したほか、関所破りには弓や鉄砲、火薬を詰めた武器「焙烙」などによる容赦のない報復が待っていたと伝わっています。
村上海賊ミュージアムの松花菜摘学芸員は「彼らの考え方とか誇りとか、そういった内容を楽しんで欲しい」と話しています。
企画展は9月27日まで開かれています。
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