大音量でギターなどの音を流して近隣住民4人にうつ状態や睡眠障害などを負わせた疑いできのう、男が逮捕されました。
newsランナーは被害者の1人を独自取材。
「音の無い世界に安堵している」といまの胸の内を明かしました。
【被害者】「大音量の音楽に悩まされ、家で当然仕事はできませんし、休息すら享受することはできない状況が続いておりました」
京都市西京区の閑静な住宅街で長年続いた被害。
それは、大音量のハードロックのような音楽やラジオの音が昼夜を問わずほぼ毎日流れていたというのです。
■“大音量”は12年前から連日 うつや睡眠障害など発症の住民も…
関係者によると騒音被害はおよそ12年前から続いていたといい、近隣住人の生活に深刻な影響を与えていました。
なかには、うつ状態や睡眠障害、聴覚障害などになった人もいます。
京都府警が公開したのは押収した40本以上のエレキギターに、いくつものギターアンプや“ラジカセ”。
23日、住宅街の住民の無職・横井一憲容疑者(61)を傷害の疑いで逮捕しました。
実は横井容疑者は7年前にも「静穏妨害」の疑いで逮捕されていました。
なぜ、ここまで事態は深刻化したのでしょうか。
騒音は最大で80デジベル以上。地下鉄の列車内にいるときの騒音に匹敵します。
住民はこれまで、何度も警察に通報。
警察は横井容疑者に対し繰り返し注意や警告を行ってきましたが、横井容疑者が従わなかったということで逮捕に踏み切りました。
■逮捕を受け被害者が語った胸の内「(逮捕後)外に出て、音のない世界がそこに…」
newsランナーは健康被害を受けた4人のうちの1人を独自取材。
逮捕を受けて「音の無い世界に安堵している」と胸の内を明かしました。
【被害者】「最初はやはり涙が出るような日がずっと続いておりましたし、何がつらいって、もうとにかく普通の生活が送れないということが一番の苦しみでした。
(逮捕されて)外に出たときに本当に何の音もしない世界がそこにあって、本当に何とも言えない思いでした」
横井容疑者は「ラジオやギターを流していたのは事実」としたうえで、近隣住人4人に睡眠障害などを負わせた疑いについては「間違っています」と容疑を否認しています。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年7月24日放送)
