止まらない物価高。頭を悩ませているのは大人だけではありません。駄菓子もこの2年ほどで2割以上の値上がりに。まもなく夏休みを迎える子どもたちのお小遣いで買える数も減っています。
富山市八尾町で戦後まもない頃から地元の子どもたちに愛されている駄菓子屋「こどもや」。常時100種類以上の駄菓子やおもちゃが並ぶ店には子どもたちがお小遣いを握りしめて次々にやってきます。
*子ども
「来たら絶対買うのはこれ。美味しいから」
そんな昔ながらのお店にも変化が…。
Q.10円で買える駄菓子は?
*こどもや村井商店 村井陽子さん
「フルーツ味のアメだけ。あとはみんな12円。このアメ消費税が付いたら13円」
以前はたくさんあった10円で買える駄菓子は今や1つだけ。流通コストの上昇や不作などによる原材料の高騰で今年に入り昆布菓子やドーナツなどが10円値上がりしました。(例:都こんぶ50→60円、ヤングドーナツ50→60円)
*こどもや村井商店 村井陽子さん
「子どもたちはかわいそうだなと思うが、中には40円のものが10円上がって50円とか、5円から10円上がる。いま12円のものが今度15円になったり」
7月以降も値上げの波は止まらず、ガムやきなこ棒など卸売業者から続々と価格改訂の知らせが届いているといいます。(例:ガム12→15円、きなこ棒12→15円)
*子どもたち
「元々安いから高くなっても買える。関係ない」
月のお小遣いは1000円以上だそう。駄菓子を買えないことはありませんが、値上げによって買える数や種類は減ってしまいます。
*子どもたち
「あまり(値段が)上がらないでほしい。ちょっとおもちゃも買えるし」
*こどもや村井商店 村井陽子さん
「それなりに子どもたち考えて買っているんだわ。上がらないほうがいいが仕方がない。こればっかりは。子どもたちは可愛い。色んな子がいるけど今こういう店をやっていてよかったなと思う」
止まらない値上げラッシュ。駄菓子の値段は上がっても子どもたちの笑顔はいつまでも変わらないことを願います。
