まもなく迎える土用の丑の日。2026年はウナギの稚魚・シラスウナギが豊漁で「安く食べられるのでは」と期待されていますが、うなぎ店の実情は?静岡県浜松市では変わった取り組みをする企業もありました。
7月26日は土用の丑の日。
清水町のうなぎ料理店でも、一年で最も忙しい時期を迎えます。
女性:
おいしい。東京から来た。ウナギを食べに
男性:
本当にぜいたく、幸せな気持ちになる。すごくおいしい
旬の産地からウナギを仕入れている店。
2025年7月の仕入れ値は1kg当たり5600円前後でしたが、8月には3600円と2000円安くなり、かば焼きを300円、うな重を200円の値下げしました。
うな繁・坂田正久 社長:
去年とれたシラスウナギが8月に出回って(仕入れ値が)下がったので、うちは値下げをした
ただ、店は不安定な国際情勢に苦しんでいました。
うな繁・坂田正久 社長:
(中東の)戦争始まってすぐ無くなったのは保冷の用品やスチロール関係。すぐに(納品が)ストップになった
焼くときに欠かせない竹串も、木材不足のあおりを受けて質が落ち、金属製に変えました。
串打ちなどの機械を含め、かかった費用は600万円。
ほかにも電気やガスを節約できる厨房設備の導入などで、数千万円単位の設備投資を行い、この苦境を乗り越えようとしています。
うな繁・坂田正久 社長:
暑い時はウナギを食べてというのは日本人の遺伝子に組み込まれているので。夏はやっぱりウナギを食べてもらいたい
栄養価が高く夏バテ防止にも効果的と言われるウナギ。
浜松市の企業では、土用の丑の日に合わせてこんな取り組みが行われていました。
斉藤力公 記者:
浜松市内の企業に来ています。まもなく昼休みなんですがお重が並んでいますね。なんでしょうか。実はこちら、うな重なんです
浜松市中央区で産業用機械を販売する専門商社・サカエ。
この会社では夏を健康的に過ごしてもらおうと毎年、社員にうな重を振舞っています。
24日は40人余りの社員がうな重を堪能しました。
入社6年目:
柔らかくてウナギがおいしい。こういう取り組みはすごく珍しいと思うので、とてもありがたいし楽しみ。毎年
入社1年目:
暑いのでこれを食べて、気持ちと体をあげていきたい
この取り組みは福利厚生の一環で、40年ほど前から続けられているといいます。
サカエ・川島健 総務部長:
一番は健康で仕事をしてほしい。社員を大切にしていることを改めて感じてもらえれば、一人ひとりを大切にするという文化が伝わっていくのかなと
県内外の4つの支社も合わせ、70人の社員に振舞われたうな重。
暑い夏はこれからが本番です。
