小泉防衛大臣は24日の記者会見で、インターネット番組などで核を巡る議論の必要性に言及したことについて、「国民の命と平和な暮らしを守り抜くための政策について、あらゆる選択肢を排除することなく、国民に丁寧に説明しながら議論していくことが重要であるという趣旨を述べたものだ」と説明した。
その上で、「政府としては非核三原則を堅持している」とし、「自らの防衛力を強化するとともに、アメリカの核を含む拡大抑止の信頼性をさらに高めることで、日本の平和と安全を守り抜く」と述べた。
小泉大臣を巡っては、7月に外遊先のベルギーで、核を巡る議論について「あらゆるタブーなく、議論をしなければならない」と述べるなど、核を巡る議論が必要との立場を度々示していて、発言に注目が集まっている。
こうした中「平和と安全を守り抜く」目的を強調した発言となった。
また会見では、ヨーロッパ各国が強い危機感のもとで大きな政策変更を行っていることに触れ、「安保3文書の改定に向け、あらゆる選択肢を排除せず議論することが不可欠だ」と強調した。
関連して、木原官房長官は23日の記者会見で、小泉防衛大臣の発言について、「国民の命と平和な暮らしを守るためにどのような防衛政策が必要かについて、国民に丁寧に説明し、議論していく必要があるとの趣旨だ」と説明し、政府として一致した考えを示した。
