夏の福島大会5連覇を逃した聖光学院。
「自分たちよりも相手の方がふさわしかったんだと思います」
「絶対王者」としての重圧を背負ってきた主将の大坂啓汰(おおさかけいた)選手。涙が溢れた。
■夏の大会はDHで主将
部員117人の大所帯で人一倍声を出し、チームを鼓舞してきた大坂選手。夏の大会で与えられた役割は、今年から導入された、守備に就かずバッティングだけに専念する「指名打者」だった。
聖光学院・斎藤智也監督は「大坂は大坂のいままでの歩みとかね、本人の生き様っていうのかな、あると思うんで、それを総合的に評価してこの男を(DHに)使ったら悔いが残らないという意味で」と話す。
大坂主将は「ずっとベンチにはいられるので、ベンチのなかでチームの士気だったりとか、ここぞって時の声だったりとかエネルギーだったりとかで」と話す。
■仲間への責任と感謝
23日の準決勝。3回裏のチャンスの場面で打席には大坂選手。打球はファーストのエラーを誘い、先制点に。しかし、その後は打線がつながらず準決勝で涙を飲んだ。
大坂主将は「仲間に支えられながらやってきたなかで、そういう仲間だったり指導者だったり周りの人を負けさせてしまったので、やっぱり申し訳ないです」と話した。
主将として、指名打者として、駆け抜けた夏。仲間への感謝と責任がにじんでいた。
