熊本市の県立美術館本館で開催中の『わたしたちのルノワール』。その見どころを『きょうの一枚』と題して、シリーズでお伝えしています。今回は明治時代にフランスからもたらされ、当時、日本の美術界に衝撃を与えたというこちらの一枚です。
【寺田 菜々海 アナウンサー】
「会場を訪れた人が最初に目にするのがこの作品ですね。『水浴の女』、どんな作品なのでしょうか」
【熊本県立美術館 学芸員 香月 比呂さん】
「この作品は、1909年にフランスに留学していた画家の山下 新太郎がルノワールから直接、購入した作品です。日本にもたらされたルノワールの作品としては、最初期の作品のひとつです。萌え上がる緑と女性の生命力が混然一体となったルノワール円熟期の水浴図です」
◆1907年頃制作/石橋財団アーティゾン美術館所蔵
◆この頃、ルノワールはリウマチに侵され、絵筆を手にくくり付けて描いた。
『わたしたちのルノワール』は、熊本県立美術館本館で9月13日(日)までです。
