アメリカとイランによる攻撃の応酬が激化するなか、イラン外務省のバガイ報道官は20日、仲介国から緊張緩和に向けた複数の提案を受け取ったことを明らかにしました。
アメリカは9日連続でイランへの攻撃を行い、イラン側もホルムズ海峡を通航するタンカーや周辺地域にあるアメリカ軍基地を攻撃するなど、攻撃の応酬が激しくなっています。
こうしたなか、イラン外務省のバガイ報道官は20日、定例会見で「外交か戦争かの二者択一ではない」と述べ、アメリカとの戦闘終結に向けた協議も進める可能性を示唆しました。
そのうえで、バガイ氏は仲介国が緊張緩和に向けた働きかけを続けており、この数日の間に複数の提案を受け取ったことを明らかにしました。
ただ、具体的な提案内容については現時点では明らかにできないとして言及を避けました。
一方、戦闘終結に向けた覚書についてバガイ氏は、イランがホルムズ海峡を管理すると明確に書かれていると主張した上で、アメリカが義務を実行せず合意に違反し続けているため、イランも覚書の履行を停止したと強調しました。
イランの内相は20日に仲介国であるパキスタンを訪問する予定ですが、イラン側は二国間の問題について意見交換を行うためだとしていて、アメリカとの協議が議題となるのかは明らかになっていません。
