福島のモモ「あかつき」の出荷が始まり、道の駅には規格外の“茶箱”を求める大行列ができた。一方、モモ畑にはキングカズこと三浦知良選手が登場!初めてのモモ収穫と「福島の固いモモ」を味わう…そのお味は?

■3連休で大賑わい
早朝から人だかりができていたのは、福島県国見町の「道の駅国見あつかしの郷(さと)」。オープン2時間前にもかかわらず20人ほどの行列ができていた。
今年はテントを倍増し、扇風機も新たに設置するなど熱中症対策も万全。
みなさんのお目当ては、規格外のモモの箱、通称・茶箱(ちゃばこ)。2026年はひょう被害を受け、例年より規格外のモモが多く出品されていて、通常の価格よりも安い1箱1,500円前後で販売されている。

開店から30分で駐車場は満車となり、車列は信号を越えるほど。途絶えることのない車の列…3連休は特に混雑したため、国見町役場の駐車場を開放する対策をとった。
並んでいた人に話を聞くと、栃木県から訪れた女性は「朝4時起きで来ました」と話す。県外から訪れた人も多いようで、トップは宮城県の147人。関東方面や青森県、富山県から来た人もいた。

■主力品種「あかつき」求めて
福島県いわき市から訪れた男性は「もちろんあかつき!3箱買いました」と笑顔を見せる。
早くも20日は売り場の4割を占めた主力品種の「あかつき」は、この週末から出荷が始まった。
道の駅国見あつかしの郷の佐藤喜直総務部長は、「梅雨どきで雲が多かったですが、晴れ間が多くなって甘みも乗ってきました。これからがおいしい季節になります」と語る。
あかつきのピークは今週半ばから8月はじめにかけてで “モモ熱”はまだまだヒートアップしそうだ。

■かたい桃を食べる!?
一方、福島市のモモ畑で黄色いかごを肩にかけていたのは、福島ユナイテッドFCの“キングカズ”こと三浦知良選手。
20日は「あかつき」の収穫を初めて体験した。「まだちょっと固いでしょ。これから?」と三浦選手。「福島のモモは固いのを食べるらしいです。やわらかくなくてボリボリ食べるのが福島のモモの良さで」と教えてもらうと「へえ~」と驚いた様子。

■キングも“クセになる味”
原発事故による風評払拭のため、2014年から農産物の生産に携わる福島ユナイテッドFCの選手たち。さっそく自分で収穫したモモにかじりついたキングカズ。そのお味は…「固いのは固いので、やっぱりクセになるなっていうような感じの味ですよね。とてもおいしかったです」
選手たちが育てたモモは「福島ユナイテッドFC農業部」のECサイトで、7月20日から一般販売がスタートしている。

福島テレビ
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