出雲市の民家の庭に父親と兄の遺体を埋めた凄惨な事件。
発覚からこれまでの経緯、容疑者と被害者の人物像などをまとめました。
現場は、閑静な住宅街にある一軒家。2人の遺体はその庭から見つかりました。
「連絡が取れない」
事件発覚のきっかけとなったのは6月25日午前、親族からの通報でした。
近隣住民:
警察と消防が呼ばれて、その方たちも大きな声で「森山さん」と随分叫んだけど。
通報を受けた消防は玄関にカギがかかっていたため、2階の窓ガラスを割って住宅に入ります。
近隣住民:
2階のところまではしごを使って上がって、中に入って誰もいないはずなのに、森山さんのお父さんはいなかったけど次男さんはいたわけですよ、家の中に。
住宅には、千葉県在住で普段はこの家に住んでいない容疑者の男がいました。
警察が敷地内を調べたところ、庭にこの家に住む容疑者の父の典人さん(85)と兄の晋也さん(55)の遺体が埋められていました。
2人は、衣服を着たうつ伏せの状態で、頭と腹に出血を伴う外傷があり、父・典人さんは頭を鈍器で殴られ、腹部を刃物で刺されたとみられます。
死因は司法解剖の結果、外傷性ショックと判明。
発見される3日前、6月23日頃に死亡したとみられています。
父・典人さんの小学校時代の同級生:
何回も飲みに行った仲間。本当に真面目で穏やかな人。
22日に電話をした時は彼は元気でいました。
この家が建てられたのは約20年前。
それまで森山家は出雲市内の別の地区に家があり、容疑者も子どもの頃はその家で家族一緒に暮らしていたようです。
かつて、森山家があった近所の住民は。
「(父・典人さんは)真面目な人でした。ただ、世間の人とはあまり話をしていたことはなかった。」
「(容疑者は)小中学校時代は歩いて普通どおり行っていた。向こうから挨拶された記憶はない。」
森山家については、地域との交流がそれほど活発ではなかったといった声も聞かれました。
そうした家族の中で起きた凄惨な事件。
捜査関係者によると、容疑者は死体遺棄の容疑についても逮捕時から一貫して否認し続けています。
捜査は、兄・晋也さんの殺害も含め、長期に及ぶ様相を呈しています。
