先月、大阪市鶴見区の路上で配達中の軽ワゴン車が奪われ、止めようとした配送業者の男性が引きずられた事件で、警察は強盗殺人未遂の疑いで24歳の無職の男を逮捕しました。
強盗殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の原田斗輝容疑者(24)です。
原田容疑者は6月24日午後7時過ぎ、大阪市鶴見区の路上で、配送業者の52歳の男性が配達のため、エンジンをかけたまま止めていた軽ワゴン車を盗もうとして、運転席に乗り込み逃走しようとしました。
その際、男性が「俺の車やぞ」などと叫んで、発車を阻止しようと車体をつかんできたのに、車を急発進させて約165メートルにわたって男性を引きずったまま蛇行運転して男性を路上に転倒させるなどして、殺害しようとした疑いがもたれています。
■被害者の男性は「外傷性くも膜下出血」などのケガ 原田容疑者は黙秘
男性は、頭などを打ち、外傷性くも膜下出血などのケガを負ったということです。
警察によると軽ワゴン車には、被害者の男性が持っていた現金24万円の入った封筒や財布や配送物などが積まれていたということで、被害額はあわせて225万円相当になるということです。
原田容疑者は強盗殺人未遂の疑いについて、調べに対し黙秘しているということです。
■防犯カメラの捜査などから「大阪・北区内に潜伏」把握し…
警察は防犯カメラなどの捜査の結果、原田容疑者が奪った車で大阪市北区内に逃げ、潜伏している可能性が高いことを把握。
潜伏していると考えられるエリアを集中的に捜索した結果、事件の翌日に大型商業施設の駐車場で奪われた車を発見し、乗っていた原田容疑者に職務質問しました。
すると、原田容疑者は車を発進させて駐車場のゲートバーを破壊して逃走しようとしましたが、捜査車両が逃走経路をふさいでいたことから突破できず、器物損壊容疑で逮捕されていたということです。
警察は今後、動機など詳しい経緯を調べる方針です。
