まず、「詰め込み洗い」はNGです。
洗濯物を詰め込みすぎると、水流が衣類全体に行き渡らず、汚れが落ちにくくなります。縦型の場合は洗濯槽の7〜8割程度、ドラム式の場合はドラムの5割ほどを上限にしましょう。
そして、「すすぎは2回以上」に設定してください。
私はよく「すすぎを制する者は洗濯を制する」とお伝えしています。加齢臭が気になるときは3回でも構いません。しっかりすすぐことで、汚れと洗剤残りを減らすことができます。
また、意外と見落としがちなのが「洗濯槽の汚れ」です。
洗濯槽にカビや雑菌が繁殖していると、洗濯するたびに衣類に菌が付着し、ニオイの原因になります。月に1回は洗濯槽クリーナーで掃除することをおすすめします。
洗濯しても加齢臭が取れないときは
それでも加齢臭が気になる場合は、「つけ置き洗い」を試してみてください。
40度のお湯に粉末洗剤と酸素系漂白剤(粉末タイプ)を溶かし、30分〜1時間つけ置きします。お湯を使うことで、繊維の奥に染み込んだ皮脂汚れまで、溶け出しやすくなります。
つけ置き後は、そのまま洗濯機で通常通り洗えばOKです。
干す際の注意点
せっかく皮脂汚れを落としても、生乾きになると雑菌が繁殖し、別のニオイの原因になってしまいます。
風通しのよい場所で干す、部屋干しの場合はサーキュレーターや除湿機を活用する、衣類同士の間隔をあけるなど、早く乾かす工夫をしてください。
加齢臭は年齢を重ねれば誰にでも起こりうること。洗濯でこっそりリセットして、頑張る家族を応援してあげてくださいね。
平島利恵(ひらしま・りえ)
洗濯研究家、株式会社Heulie(ユーリエ)代表取締役。主婦目線と専門知識を兼備し、幅広いメディアで記事の監修・執筆を担当。自身のYouTubeチャンネルでも洗濯のコツを発信している。四児の母。クリーニング師。

