自転車の悪質な違反に反則金が科される青切符制度の導入から3カ月あまり。ルールの徹底への理解は進んでいるのでしょうか。

交通安全指導員:
4月から自転車のルールが青切符制度で厳しくなったから、時間のあるときにQRコードをスマホなどで読み込んで、動画を見て、事故を起こさないように気をつけて

7月15日朝、夏の交通安全県民運動の一環で静岡県内で行われた自転車の街頭指導。JR菊川駅前では、警察官や交通安全指導員などがヘルメットの着用とともに、交通ルールの徹底を呼びかけていきました。

2026年4月に導入された自転車の青切符。ながらスマホや傘さし運転などに反則金が科されます。

県警によりますと、2026年4月から6月30日までの3カ月間で、青切符の交付件数は160件。

そのうち、ながらスマホが151件で、制動装置不良が3件、一時不停止や信号無視が
それぞれ2件、右側通行と遮断踏切立ち入りがそれぞれ1件でした。

青切符の導入2週間後の4月15日に取材した静岡市駿河区の一時停止の標識がある交差点。通勤・通学時間帯の約40分間に通った自転車101台のうち、交差点の前で止まった自転車は15台でした。

村田彬 記者:
青切符制度の導入から3カ月が経ちました。交差点の前で立ち止まる自転車の数に変化はみられるのでしょうか。検証します

7月15日朝、前回と同じ交差点前で同じ時間帯に調べてみると。

停止線の前でしっかりと止まってから交差点を渡る自転車もありますが…。ほとんどの自転車は止まることなく交差点を通過していきます。

取材中には、一時停止した自転車の後ろを走っていた自転車がよけて交差点へと進んでいく場面もありました。

村田彬 記者:
40分間のうち交差点を通った自転車は163台。このうち停止線で停止した自転車は19台となりました。しっかりとした確認をしないまま交差点に入ってしまう自転車があり、未だルールの浸透や安全への意識は十分ではない印象です

この交差点での自転車の一時停止は前回の取材時(4月15日)が約15%だったのに対し、今回は約12%。ほとんど変化はみられませんでした。

一方で県警によりますと、4月~6月までの3カ月で自転車事故の件数は2025年より25%ほど減少。

青切符の導入に一定の効果があったと分析しています。

市民からはさまざまな声が聞かれました。

女性:
ヘルメットをかぶり、傘さし運転やながらスマホ・飲酒運転。基本的なことだけど、気をつけるように意識は変わった感じ

男性:
高校生は(自動車の)運転免許を持っていないから、持った時点で「危ない」「自分もやっていた」と思うのではないか

男性:
歩行者と自転車が一緒でも良い所とだめな所があり、その境目がわかりにくい

青切符制度の導入から3カ月あまり。

悲惨な事故を防ぐために一人ひとりがルールを正しく理解し、実践していくことが求められています。

テレビ静岡
テレビ静岡

静岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。