仙台市の同性カップルが、婚姻届の受理命令を出すよう仙台家庭裁判所に申し立てた家事審判で、7月10日、仙台家裁は申し立てを却下しました。

小浜耕治さん(63)
「(今回の審判は)全体的に見てとても冷たい」

仙台市の小浜耕治さん(63)は、2024年2月、太白区役所に戸籍上は同じ男性のパートナーと婚姻届を提出しました。
これを仙台市は不受理としたため、小浜さん側は「憲法が保障する婚姻の自由に違反している」などとして受理命令を出すよう、仙台家庭裁判所に家事審判を申し立てていました。

パートナーの男性は、2025年12月に、80歳で亡くなっています。

仙台家裁は、この申し立てについて、
「婚姻や家族についての社会通念や価値観は変化し得るもので、婚姻に同性婚を含ませるべきとの主張は傾聴に値する」とした一方で、
「現行の民法や戸籍法は、婚姻が異性間で行われることを前提としており、同性間の婚姻の成立を許容しているとは言えない」などとして申し立てを却下しました。

小浜耕治さん(63)
「司法にかけようと思っていました。とても残念に思います」

太田伸二弁護士
「ようやく何を乗り越えればいいのかはっきりした。ここで止まらずに小浜さんとパートナーの方の縁を実現できるように引き続き取り組んでいきたい」

小浜さん側は、即時抗告する方針です。

仙台放送
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