福島第一原子力発電所・第二原子力発電所で核物質防護秘密が不適切に管理されていた問題で、東京電力は「核物質防護上の脆弱性が解消されていないため内容は伝えられない」「詳細は脆弱性の解消後に公表する」とした。

この問題をめぐっては、福島第一・第二原発において、核物質防護上の秘密情報を含むファイルを、本来であれば権利をもった人物のみがアクセスできるようにすべきところ、発電所内の共用フォルダに複数のファイルがそれぞれ保存されていたと原子力規制委員会が明らかにしていた。
現時点で情報の漏えいなどは確認されていない。

原子力規制委員会では、2025年に東京電力から、核物質防護上の秘密情報を含む文書について、社員が無断でコピーしたりスマートフォンで撮影したりしていた、との報告を受けていて、核物質防護秘密の取り扱いについて検査を行っていた。
文書は原子力規制員会が発出したり柏崎刈羽原子力発電所が作成したりしたものだったが、福島第一・第二での問題は、このことを受けて東京電力が内部で行っていた確認の過程で明らかになったという。

福島第一・第二での事案をめぐっては、7月9日に原子力規制委員会が公表したが、東京電力は事前に公表しなかった理由について「核物質防護上の脆弱性が解消できていない」としたうえで、詳細については脆弱性が解消できてから、とした。

原子力規制委員会は福島第一・第二での情報の不適切な取扱いについても、詳細な経緯や組織的な関与があったかどうかなどを追加検査で確認していくとしている。

福島テレビ
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