7月下旬、窓口を訪れた女性が詐欺被害に遭うのを未然に防いだとして、3人の郵便局員に警察から感謝状が贈られました。
南さつま警察署から感謝状が贈られたのは、加世田郵便局の林邦喜さんをはじめとする3人の局員です。
警察などによりますと、6月下旬、南さつま市の60代の女性が加世田郵便局を訪れ、「スマホがウイルスに感染した。ウイルスの除去に数十万円が必要」と話し、貯金の一部を取り崩そうとしました。
加世田郵便局 窓口営業部・五反田桜さん
「おどおどしていて汗もかいていた。『振り込まないといけない』という焦った表情と戸惑いの表情を混ぜたような顔をしていた」
窓口で対応をした五反田桜さんは、スマホが通常通り使えることや不審な電話が深夜にかかってきていることから詐欺を疑い、すぐに上司に報告しました。
報告を受けた林邦喜さんや高橋勇さんは60代の女性から詳しく話を聞き、南さつま警察署に連絡。
3人の速やかな対応が被害を未然に防いだということです。
加世田郵便局 窓口営業部・林邦喜さん
「お客さんがどんな被害に遭っているか、冷静に聞き取り速やかに上司への報告を指導。お客さんに落ち着いてもらうために複数人で対応することが大事」
2026年、県内では特殊詐欺の被害件数は5月末の時点で217件と、2024年より7件少ないものの、被害金額は約14億3000万円と2025年の同じ時期と比べて約5億円増えています。
南さつま警察署・八代猛次長
「見覚えのない電話に出ない、メールに反応しない、それが一番」
