IOC=国際オリンピック委員会は7日、2023年から続けてきたロシア・オリンピック委員会の資格停止を、暫定的に解除した。
IOCは、解除の理由について、ロシア側が一方的にウクライナから併合した地域の、ウクライナの国内オリンピック委員会が管轄する地域のスポーツ組織をロシアの委員会から外し、これらの地域で活動を行わないと確認したためだとしている。
この決定により、ロサンゼルスオリンピックなどに向けた予選が進むなか、IOCが各競技団体に求めてきたロシア選手やチームへの参加制限や、個人資格での「中立選手」としての出場条件は、原則として適用されなくなる。
一方で、ロシア選手には、国際検査機関による複数回のドーピング検査など、厳しい条件が課されるとしている。
IOCは、「ロシアによるウクライナ侵攻を強く非難する姿勢は変わらない」と強調しているが、侵攻が終結していない中での今回の決定は、波紋を広げることになりそうだ。
