網の上で転がされこんがりと焼き色がついていく黄金色の粒。
香ばしい香りが食欲をそそる夏の定番、焼きトウモロコシ。
埼玉・深谷市にある道の駅では7日、旬を迎えたトウモロコシのグルメフェアが開催されていました。
全国有数の生産地として知られる深谷市で、トウモロコシの魅力を広めようと企画されたといいます。
ふんだんに盛られた甘味たっぷりのトウモロコシの粒に加えクリーム自体にも練り込まれた「とうもろこしソフト」。
食べた人は「1粒1粒が甘いですね。自分へのご褒美」「トウモロコシ甘いから、ただ甘いものを食べているより健康的なイメージはあるかな」と話しました。
お店ではシェイクも販売されていて、蒸し暑さが続く今、大人気だといいます。
一方、熟練の手つきで握られていたのは、コーンがたっぷり入ったおにぎりです。
おにぎりを握る女性は「60個ぐらいは1日作っています。土日とかはこの倍以上ですね」と話します。
おにぎりを食べた人は「トウモロコシの炊き込みご飯みたいな。ここを外してしまうと秋の物に変わってしまうから今だけみたいな」と話していました。
人々から愛される旬のトウモロコシですが、店では最近、不安を感じているといいます。
ミチオCAFE・角田美代子さん:
台風や天候不順によりまして、少しトウモロコシの値段も高い状態になってはいる。(Q.シェイクは去年に比べて値段上がっている)50円ぐらいは上がっているかなと思います。
相次ぐ台風や天候の影響などからトウモロコシの仕入れ値が高騰しているといいます。
一方、市内の農家では、今のところ収穫は順調だといいますが、この先への不安の声も聞かれます。
トウモロコシ農家・角田義徳さん:
一番は高温が続くしなび(品質劣化)ですよね。あと10度(気温が)高かったら、しかもそれが連日続いたら、もうお手上げです。
少しずつ高騰しつつあるトウモロコシ。
それでも旬を味わいたい人たちにとっては値段はあまり気にならないようです。
道の駅を訪れた人は「高くても食べてみたいと思います」と話しました。
そんな中、トウモロコシフードは高級チョコで世界的に知られる「ゴディバ」にも。
チョコレートドリンクの上に焼きトウモロコシ。
2025年、韓国のゴディバでトウモロコシを使ったスイーツが人気を集めたことから、日本でも商品化したといいます。
発売から約1カ月、甘じょっぱい癖になる味に加え、SNS映えの見た目も好調な人気の要因になっているということです。
