「海猿」たちがいざというときに備えて救助の技術を磨きます。
海の事故が起きたときに人命救助にあたる十管本部の潜水士や機動救難士たちが2日、鹿児島市で合同訓練を行いました。
河内アナウンサーの取材です。
2日、鹿児島市の谷山港に集まったのは、漫画や映画で「海猿」の呼び名が定着した潜水士や機動救難士あわせて12人です。
普段はそれぞれ巡視船や航空基地などに所属し、海で事故が起きたときに救助活動にあたる役割を担っています。
海のレジャーが本格化する時期を迎えるのを前に、チームの垣根を越えた合同訓練に臨みました。
「いきます」
2日行ったのは、潜水士が2人1組になり、転覆した船に取り残された人を救助する訓練です。
水深約3メートルに、転覆船の内部に見立てたうきわやブルーシートなどを設置。
障害物を越えながら取り残された人のもとへ向かいます。
視界の悪い海の中での救助活動。
限られた時間の中で危険も伴うため、潜水士同士の連携や高い技術が求められます。
河内杏月アナウンサー
「潜水開始から約11分、要救助者の元へ潜水士が辿り着きました。要救助者にマスクをつけ声をかけています」
「海猿」たちは仲間や救助者とコミュニケーションをとりながら、いざというときに備えて連携を確認していました。
巡視船さつま・池沢司主任航海士
「連携を図る部分や、要救助者の顔を見る位置、どういった動きで楽に搬送できるかなどを学んだ。能力の向上が図れた」
潜水士・巡視船さつま 森本吉隆船長
「地道な訓練を愚直に積み上げていくことが必要だと考えている」
