長野県松本市の旧松本パルコの建物に新たな商業施設「松本シェーナ」がオープンした。開店前から約800人が並び初日から多くの買い物客でにぎわった。

800人行列!パルコ跡地に新商業施設

オープンを待ちわびる約800人の列。

お目当ては、旧松本パルコの建物を利用した商業施設「松本シェーナ」。

開店前の行列
開店前の行列
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塩尻市から来た人:
「(パルコが)閉店して次何ができるのか、その時点で楽しみにして、ずっと待っていました」

松本市内から来た人:
「活気つけてほしいなと思うから、駅前だからね」

6月30日午前10時、オープン。注目の商業施設の営業が始まった。

市の構想が白紙に…東京の会社が再生

2025年2月に惜しまれながら閉店した松本パルコ。

建物の後利用をめぐっては、市が上層階を借り上げ、子育て支援施設や図書館に整備する構想があったが、巨額の公金支出に対する市民の異論が根強く、白紙に。

施設名発表(2026年3月)
施設名発表(2026年3月)

担当者:
「決まった名前は『松本シェーナ』」

東京のコンサルティング会社「やまきまちづくり研究所」が再生事業を進めてきた。

1・2階には「ドン・キホーテ」

初日から大にぎわいの店内。

「シェーナ」はイタリア語で「舞台」などを意味し、買い物だけではなく回遊して滞在を楽しむ「劇場型」がコンセプトだ。

1階と2階に入るのは、総合ディスカウントストアの「ドン・キホーテ」。

「ドン・キホーテ」
「ドン・キホーテ」

(記者リポート)
「日用品、食料品のお買い得品がずらりと並ぶ一方、信州のお土産品が並ぶ一角もあり観光客も意識しています」

ドン・キホーテの客:
「(目当ては)日用品ですね。いろいろと安くていいですね」

遊園地も 2026年度末までに40店舗

ほかにもメガネ店やクレープ店など6月30日は7店舗がオープン。

県内初出店の室内型遊園地も。

小さな子供連れでもゆっくり過ごすことができる。

利用客:
「こういう大きい施設があったので、寄ってみようかなと。楽しそうに遊んでいました」

室内型遊園地
室内型遊園地

7月には屋上にバーベキュー場がオープンするほか、健康教室やホテルなど年度末までに約40店舗がそろう予定だ。

松本シェーナ・土谷与志晴 館長:
「地元の方、パルコの時代からのファンの皆さま、行政、商店街の皆さんとこの街を活気づける、元気づけることを一緒にやっていきたい」

にぎわいに期待も…深夜営業に懸念

街の人は―。

街の人:
「ドンキの看板が出てから、わ〜って喜んでいます。いろんなものがあるよね、だから私、一番いいなと思って」

期待の声が多く聞かれた一方、一部の店舗が深夜まで営業することに懸念の声も聞かれた。

街の人:
「夜遅くまでざわざわするのではないかなと正直思う。人が集まることによる悪いことが起こるのは避けたいな」

中心市街地の活性化を考えてきたグループの代表は―。

「まちなか未来トーク」代表・ 小口拓也さん:
「人を呼ぶ力は『ドンキ』『シェーナ』もありますので、そこをチャンスととらえて頑張っていかなければいけない。(松本シェーナが)一緒になって街づくりをしてくれるとありがたい」

松本市・臥雲市長は―。

松本市・臥雲市長:
「若い世代に訴求力がある店づくりが意識されている。(市や地域の)再設計、再活性していく対象とも重なっていく。地域の活動が続いてきたものがさらに大きく活発なものになることを願っている」

松本シェーナ
松本シェーナ

パルコ閉店から1年4カ月。

松本の中心市街地に、にぎわいを生み出せるか注目される。

長野放送
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