6月28日に秋田県潟上市の住宅が全焼し火元の夫婦が亡くなった火事で、妻が火事の前に首を絞められるなどして死亡していたとみられるほか、夫の首に刃物による傷があったことが分かりました。警察は、殺人事件の可能性があるとみて捜査を進めています。
この火事は28日朝、潟上市天王の男性(77)の住宅が全焼し、焼け跡から男性の妻(76)が遺体で見つかり、男性が搬送先の病院で亡くなったものです。
30日は火元の男性の親族が立ち会って現場検証が行われました。
警察による司法解剖の結果、男性の死因は焼死で、27日から火事があった28日までに亡くなったと推定されました。一方で、男性の首には刃物による傷があり、近くに包丁が落ちていたということです。
また、妻の死因は首を絞められたことによる頸部圧迫の疑いがあるほか、23~26日までの間に死亡したとみられています。
警察によりますと、2人は住宅1階の寝室で見つかり、男性はベッドの脇にもたれかかるような体勢で、妻はベッドの上にいました。
近所に住む人:
「奥さんは病気していて調子が悪い日があって、たまたま23日に病院に行くということを聞いていた」
夫婦は2人暮らしで、警察は殺人事件の可能性があるとみて、関係者から話を聞くなどして当時の状況を調べています。
2人暮らしの高齢夫婦に一体何があったのか。近所に住む人は「変わった様子はなかった」と話します。
近所に住む人:
「最後に会ったのは(27日の)土曜日。玄関のところで。特に普段と変わりなかった」
近所に住む人によりますと、火事の前日の27日、火元の男性は地域の集まりに顔を出していました。
近所に住む人:
「知らない人を見ればすぐ分かる。みんな顔なじみで行き来している」
高齢の夫婦に何があったのか。警察が慎重に捜査を進めています。
