キノコのプロが考えた時短レシピです。キノコ大手の「ホクト」が、消費量が落ちる今の時期、需要喚起を狙って考案したメニューが、「爆速きのこメシ」。おいしくて、簡単、洗い物が少ないなどがコンセプトです。包丁を使わずに作れるキノコ料理3品を紹介します。
■夏は消費減…キノコ救うレシピ
キノコといえば、「鍋の具材の定番」というイメージがありますが―。
ホクトマーケティング課・中村愛香 管理栄養士:
「鍋にキノコを入れるというイメージが強いので、春夏っていうのはキノコ、どうしても消費量が落ちるところもある」
キノコ大手のホクトによりますと、暑い今の季節は、消費量が落ち込む傾向にあると言います。
そこで考えたのが―。
ホクトマーケティング課・中村愛香 管理栄養士:
「簡単に単身者でも作れるようなキノコレシピを開発したいと思って、この『爆速きのこメシ』というのを作りました」
「爆速きのこメシ」はおいしくて、簡単、洗い物が少なく、キノコ1パックを丸ごと調理する、「時短メニュー」です。
ホクトマーケティング課・中村愛香 管理栄養士:
「簡単にレンジでチンして作るとか、フライパン1つで作るみたいなレシピでたくさん食べていただけるといいかな」
■レンジで5分!絶品マヨうどん
管理栄養士でもある中村さんに、包丁を使わずに作れる料理3品の作り方を教えてもらいました。
汾陽アナウンサー:
「今からどんな料理を作っていきますか?」
ホクトマーケティング課・中村愛香 管理栄養士:
「これから霜降りひらたけというキノコを使ったマヨうどんを作っていきたいと思います」
使うのは、霜降りひらたけ1パックと冷凍うどん1袋、それに調味量だけ。
中村さん:
「耐熱性のビニール袋に冷凍うどんを入れて。霜降りひらたけなんですけど、石づきが付いていないので、このまま袋から出してほぐすだけで簡単に使えます。小さめにほぐしてしまうよりは、大きめにして存在感を出したほうが食べ応えがあるかなと思います」
ポイントは冷凍うどんをヒラタケの下に敷くこと!加熱した時にヒラタケから出る水分やうま味がうどんにしみ込みます。
600Wで5分加熱します。
■プリプリ食感!うま味がしみる
汾陽アナウンサー:
「すでにいい香りしてますね」
中村さん:
「こんな感じでうどんにもキノコにも火が通っています」
ここに、めんつゆとかつお節を加え、最後に、マヨネーズをかければ完成です!
中村さん:
「キノコがすごくうま味があるので、めんつゆ大さじ1入れるだけで満足感のある味になります」
汾陽アナウンサー:
「霜降りひらたけのプリプリとした食感がとてもおいしいです。うどんにもしっかりとキノコのうま味がしみ出ていますし、マヨネーズがかかることですごくまろやかになって、食べ応え、満足感がアップしますね」
■長野は全国有数のキノコ産地
ところで、長野県は全国有数のキノコ産地。
農水省の統計では、「ぶなしめじ」、「エリンギ」の生産量は国内シェアの半分ほどを占め、全国1位。(※令和6年 農水省統計)
長野市にある、ホクトの赤沼きのこセンターは県内や関東圏に出荷するエリンギ生産の主要工場です。
2019年の台風19号災害で甚大な被害を受けましたが、今は完全に復旧。1日9万パックを出荷しています。
ホクト 赤沼きのこセンター・小岩友広所長:
「年間通じて日本全国の拠点から安定して供給できるので、同じキノコを同じ形で同じ味のものを常に安定して供給できるところがホクトの売り」
キノコは年間を通じて工場で安定生産されるため、比較的価格の変動が少なく、「食卓の味方」です。
ホクトでは「爆速きのこメシ」の前から、ホームページで家庭向けのキノコレシピを公開していて、掲載数は1900種類にも上っています。
■香ばしさが決め手!キムチ丼
さて、続いて作る「爆速きのこメシ」は「マイタケキムチ丼」。
材料はマイタケ1パックと、パックご飯、キムチ50gに調味料です。
油を引いて加熱したフライパンに、マイタケをほぐして並べ、炒めます。
中村さん:
「割と大きめにほぐしていただくと食べ応えあっていい。特にマイタケは、水分量が一番多く含まれてるキノコなので、しっかり水分飛ばしてあげると、うま味が凝縮するので」
両面に焼き目をつけるのがポイントです。
中村さん:
「しっかりめに焼いてあげるのがポイントです」
「こんな感じで両面焼き色が付いたら、調味料を入れていきます」
めんつゆとオイスターソースを混ぜ合わせてからキムチを加えます。
最後にチーズを足して、温めたご飯にのせれば完成です。
中村さん:
「マイタケはビタミンDという栄養素が豊富に含まれていて、チーズのカルシウムの吸収もよくするので、マイタケと相性がいい」
汾陽アナウンサー:
「この香ばしさとキムチのコクがすごく合いますね。そして、チーズが加わることで、キムチの辛みが少しマイルドになるので、辛さが苦手な方でもペロッと食べられそうです」
■4分半で!カップ麺にちょい足し
そして、最後は―。
中村さん:
「こちらのカットエリンギを使った、もう一番、爆速でできるメニューを作っていきたいと思います」
使うのは、「カットエリンギ」1袋だけ。
600Wで1分30秒間電子レンジで加熱して―。
汾陽アナウンサー:
「ちょっとしんなり。あといい水分、エキスも出て」
これを入れるのがカップラーメンです!
中村さん:
「カップ麺もいろいろ味があると思うんですけど、いろいろ試した結果、ホクトではチリトマトが一番おいしかったです」
加熱したエリンギをカップラーメンに入れてお湯を注いで待つだけ。
調理時間はわずか4分半でした。
汾陽アナウンサー:
「具だくさんにもなるので、こんなに簡単に満足感のある一品が作れるのはうれしいですね」
中村さん:
「キノコを加えていただくことによって栄養的にも良くなりますし、さらに食べ応えもアップするというところで、簡単に取り入れていただくことができるメニューかなと思います」
■キノコ通して健康を届けたい
ところで、キノコの夏場の保存には注意が必要です。
中村さん:
「キノコは温度変化に弱いので、夏場は特に外部と冷蔵庫の温度差が大きくなるので、帰ってきたらすぐに冷蔵庫に入れていただくのがお勧めです」
ホクトでは今後も「爆速きのこメシ」を研究して、レシピを増やしていきたいとしています。
ホクトマーケティング課・中村愛香 管理栄養士:
「キノコで菌活っていう言葉を売りにして、キノコを通して健康を届けることが使命だと思っているので、キノコを春夏秋冬と継続的に食べていただくことで皆さまに健康になっていただきたいと思います」
