医療機関がない五島市の3次離島で、海上タクシーを使った救急搬送の運用再開にあわせてこのほど訓練が行われました。
救急搬送訓練は、五島市奈留地区の前島で15日に行われ、島民と消防の関係者あわせて30人が参加しました。
訓練は島民が足をけがして119番通報をしたという想定で行われました。
通報を受けた消防は海上タクシーに搬送を要請して約25分で奈留島から前島港に到着。
現場に駆けつけて患者役の容態をチェックし、海上タクシーに乗せて病院がある奈留島まで搬送する手順を確認しました。
奈留地区では2025年11月に海上タクシーが廃業したため、前島から救急搬送するには遠く離れた福江島から船を呼ぶ必要がありました。
しかし、県外から移住してきた2人が海上タクシーの船を買い取り、6月15日から夜間救急搬送に対応しています。
海上タクシー「CANARY」益子一也 船長
「地域の人の支えになれたらいいのかなと思って今回この事業を引き受けた」
海上タクシーによる救急搬送は午後7時から翌朝7時までです。
