「札幌市のスーパーに来ています。6月24日から、ななつぼし5キロが3200円台で販売されています」(大塚ディレクター)
ブランド米の「ななつぼし」。
札幌市のこちらのスーパーでは、23日まで5キロ税込み3777円でしたが、24日から3218円に。
559円の大幅値下げです。
10キロなら、約1100円ほど安くなっています。
さらに「ふっくりんこ」や「おぼろづき」も500円から600円ほど、24日から安くなりました。
「3218円!安くなっている」(買い物客)
「このくらいの価格だといかがかですか?」(大塚ディレクター)
「買いますね」(買い物客)
「ななつぼしで3218円 うれしいお値段 助かります」(買い物客)
客も驚く大幅値下げ。なぜ、この店では急に安くなったのでしょうか。
「全国的に消費者のコメ離れで農協やコメ屋が倉庫に在庫を持っている状態。このままだと新米が倉庫に入らなくて買い取りができない。売れていかないと農家もコメを作れないし、店としてもまた新米を販売できなくなるので」(マルコストアー 山川悟史社長)
値下げの背景にはコメが余っているという危機感があります。
全国の在庫量は、4月末の時点で249万トン。
同じ時期で比べると、過去10年で最も多く、2025年のおよそ1.5倍に膨れ上がっています。
「ここまで大幅に下げるというのは当店でも今まで経験したことがないですし、7月からパンの価格が上がる。パンの価格が上がった分、またコメに主食が戻る人も出るんじゃないかなと。本当にまたコメを食べて頂きたい」(山川社長)
7月からはパンや即席麺、8月からはパスタなど主食系の食品が値上がりします。
新米が出回る9月ごろまでは、コメが家計の味方になるかもしれません。
一方、値上げが続く食材にも工夫が。
「鶏モモ肉が高いですもんね」(買い物客)
過去最高値になっているのが、なにかと重宝する「鶏モモ肉」です。
農水省によると100グラム当たり155円と調査以来、過去最高に。
飼料高騰などが要因ですが、こちらのスーパーでは価格を抑える工夫をし、100グラムあたり税込みで105円と割安です。
「正直、利益度外視で販売している。ただ、内容量は5枚入りで容量を多くし、ナフサ不足の影響でかかっている資材のコストを減らしている。普通ですとトレー2枚分コストがかかるところを1枚におさめ、ギリギリまで値段を下げて販売している」(山川社長)
「98円(税別)というのはモモ肉では安いと思う。買ったら冷凍庫にひとつひとつパックして入れておきます」(買い物客)
ナフサ不足の影響は「大容量」を選ぶ事で、お得感がありそうです。
さらに、今、北海道産が増えて買いやすくなってきた野菜も売り方に変化が。
「今週からトマトもこういう大袋を作って、お安く提供させて頂いたり、まっすぐしていないキュウリも1キロ詰めて429円」(山川社長)
「(Q.大袋の方が安く買えるのか?)小分けにしてしまうと資材費が倍かかるんです。工夫して販売している。2025年みたいな猛暑さえなければ収穫も良く、価格も抑えた形で販売できるのではないか」(山川社長)
