6月25日に発生した地震で最大震度5強を観測した岩手県内では、一夜明けた26日も各地で影響が残っています。割れたガラスの撤去など復旧作業に追われていました。

25日午前7時半ごろ、岩手県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、県内では盛岡市、八幡平市、二戸市、普代村、軽米町で震度5強を、そのほか県北を中心に9市町村で震度5弱を観測しました。この地震による津波はありませんでした。

しかし、海沿いでは25日、地震の影響が見られました。
第二管区海上保安本部によりますと、田野畑村の島越漁港付近、それに宮古市の青野滝漁港付近とトドヶ崎付近で、25日、土砂崩れが確認されました。
いずれも近くに住宅や道路はなくけが人は確認されていないということです。

一方、被害があった地域では、復旧が進められています。

震度5強を観測した軽米町では25日、複数の落石が町道をふさぎました。
町によりますと、最も大きいものは直径80cmほどだったといいます。

道路は一時、通行止めの措置が取られましたが、落石は25日のうちに撤去され、26日午後6時現在は通行できるようになっています。

軽米町地域整備課 江刺家祥平さん
「人とか車に当たることがなく、なんとかなったのでそこは良かった」

また、町内の自動車販売店では25日、ショールームの大きなガラス4枚が割れるなどの被害がありました。

一夜明けた26日、店ではガラスの破片を撤去する作業や破損した箇所にネットを張る応急処置が行われていました。修理の完了には1カ月ほどが見込まれています。

震度5弱を観測した一戸町、世界遺産「御所野遺跡」に隣接する博物館では、展示していた土器など合わせて15点が傾いたり倒れたりしました。
ただ、破損したものはなく博物館は通常どおり開館しています。

御所野縄文博物館 鈴木雪野学芸員
「てぐすで固定している資料も多い。万全の体制でお客さんに見てもらいたい」

地震の発生から一夜明け、県内では引き続き被害の確認や復旧が進められています。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。