福島テレビの斎藤恭紀気象予報士が、27日の週末の天気と気になるW台風(7号・8号)の影響について詳しく解説します。福島県内は前線や台風の影響を受けますが、大災害のリスクは低い見込みです。

■いわき市を中心に激しい降雨に注意
27日は、前線と台風8号の雨雲が影響し、福島県内では総雨量が最大で100ミリに達する大雨となる所がある見込みです。特に、いわき市の勿来など南部を中心に、午前中は「ザーザー降り」の激しい雨が予想されています。

今回の雨は、6月上旬に台風6号が接近した際(総雨量150ミリ)よりも少ない見込みで、大災害に至る可能性は低いとみられますが、念のため土砂災害には注意が必要です。日中は雨が止む時間帯もありますが、いわき周辺では夕方から再び雨が降る見通しです。

また、風については、27日の昼頃に台風8号の「吹き返し」(台風が通過した後に吹きつける強い風)によって少し強まる程度で、大荒れの嵐にはならない見込みです。果樹の落果リスクもほぼないため、農家の方も過度に心配する必要はなさそうです。

■あすのエリア別天気
【会津地方】
2つの台風による影響はほとんどなく、台風由来の雨は降りません。前線による雨が朝方まで残る可能性はありますが、日中は曇りがちの天気となる見込みです。

【中通り】
雨は朝のうちに上がる見通しです。特に中通り北部の福島市周辺では、あす開幕する福島競馬が雨上がりの曇り空の下で実施できそうです。日中は青空が広がる所もあり、気温が上昇して非常に蒸し暑くなります。体育館など室内での運動も含め、熱中症にはくれぐれも警戒してください。なお、中通り南部(白河など)は台風に近いため、朝と夕方〜夜の2回、雨が降りやすくなります。

【浜通り】
台風8号に近いいわき市など南部を中心として、午前中に激しい雨が降る見込みです。昼には一旦止みますが、夕方から再び弱い雨が降る予想です。

■週間予報
28日の日曜日は、台風が一過して綺麗な青空が広がる見込みです。しかし、その後の来週は「梅雨の長休み」となり、天気が安定する一方で気温が急上昇します。

週間予報では、これまでの涼しさから一転して30℃以上の真夏日を示す数字が並ぶようになります。これは2023年の夏と同様に「エルニーニョ現象」が影響しており、雨の多い6月から7月に入った途端に猛暑へ一転するサイクルに酷似しています。急激な気温上昇に体がついていかなくなる恐れがあるため、この週末のうちに少し散歩をするなどして、早めの「暑熱順化(体を暑さに慣れさせること)」を進めておきましょう。

※2026年6月26日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。

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