宮城県石巻市の捕鯨業者「鮎川捕鯨」が業績の悪化を受け、6月26日、仙台地方裁判所に自己破産を申請しました。
帝国データバンクによりますと、石巻市鮎川浜の「鮎川捕鯨」は、2008年に設立された捕鯨業者で、古くから捕鯨業が盛んな鮎川地区の漁港で水揚げをしていました。
クジラの加工品を全国に販売し、2009年12月期には、年間売り上げ高およそ4億7600万円を計上。
2011年の東日本大震災では、津波で捕鯨船や工場が全壊する被害を受けながらも、事業を再開しました。
しかし、日本が調査捕鯨から商業捕鯨に移行したことによる補助金の減少で赤字経営に陥り、ミンククジラの頭数減少や水温上昇で、不漁続いたことから、業績が悪化。
回復のめどが立たないことから、事業の継続を断念し、26日、仙台地裁に自己破産を申請しました。
帝国データバンクによりますと、負債総額はおよそ5億5000万円に上るということです。
