むしが歯科 虫賀雄一郎院長:
特に20~40代の女性の方でドライマウスに悩まれている方が多くなってきています。

梅雨の時期、自律神経の乱れなどによって唾液が減り、口の中が乾燥する「ドライマウス」が女性に増えているといいます。
街で聞いてみると…。

20代女性:
朝起きると唇と歯茎がくっつくな…みたいなことがありますね。口が渇いていると(口臭が)するな、って時があります。

40代女性:
気が付くと口が渇いている。結構困ってます。せき込んでしまったりとか。
口の中の乾燥をきっかけに、様々な不調を招く「ドライマウス」。詳しく解説します。
20~40代女性に増加 ドライマウスとは?
ドライマウスとは、口の乾燥が慢性的に続く状態で、口の不快感、口臭の原因、会話・食事のしにくさなどを引き起こします。

一般的に、更年期を迎えた女性に多いとされてきたドライマウスですが、最近は20代から40代の女性にも増加。
過度なダイエットや柔らかい食事によるそしゃく不足などが原因とされ、国内では800万人以上がドライマウスの症状を抱えているといわれています。
実際にドライマウスを診察する歯科医院でも…。

ドライマウスの診察に来た20代女性:
(3カ月前から)ちょっと口が乾燥してる気がして気になったので。しゃべりにくかったり、口臭とかも気になるので受診しようと思いました。
口の乾燥が気になり、診察にきたという20代の女性。

虫賀院長:
お口が渇く感覚ってございます?
20代女性:
そうですね、ふとした瞬間とか食べてるときとか気になる瞬間ですね。
調べてみると、ある症状が判明しました。

むしが歯科 虫賀雄一郎院長:
ネバネバ唾液の典型例なんですね。若干ドライマウスに近い感じのイメージかなと。
通常よりも水分の少ない唾液。ドライマウスの特徴です。
そこでガーゼを口に含む検査や、ガムを10分間かんで、唾液の量を検査すると…。

虫賀院長:
さっきよりちょっと少ないですね。唾液量測っていきますね。
通常10分間の場合10mLが正常値なんですね。だいたい今5mLの量かなというところです。5mLの量なので正常値から考えると半分の量。結構量は少ない状態。
ドライマウスと診断された女性。水分補給をこまめにとるなどの指導をされました。
ドライマウスというと、空気が乾燥する冬に多いイメージですが、実は今のような湿度の高い時期も注意が必要だといいます。

むしが歯科 虫賀雄一郎院長:
夏のようにかなり汗で体内の水分が排出されるような時期は皆さま、水分摂取は多いと思うんですが、逆にものすごく暑くはないけれどっていう時期で湿気も多い時期にどうしても水分の摂取量が減る方が多い状況。ご自身で気づかないうちに口の中の乾燥、ドライマウスになってしまっている状況になっているかなと思います。
放置すれば、口臭や虫歯のリスクが高まるほか、味覚障害につながる恐れもあるといいます。
あなたは大丈夫?ドライマウス
大久保佳代子:
私ちょっと(口が)乾燥気味なんですよ。だから、そう(ドライマウス)だとしたら怖いなと思って。
無意識にちょっと乾燥したお菓子とか食べると昔より食べづらいかも。ラスクなんてもう怖いです。ラスク食べると全然なんか入っていかないみたいな感覚。
あと、夜に口が渇いてお水を飲みたくなって起きちゃう。お酒も飲んでるんで、そっちもあるけど…。

倉田大誠アナウンサー:
そのあたりを国際医療福祉大学の寺嶋毅教授に伺ったところ、睡眠に問題がある場合を除いてその悩みを日常的に感じているということはドライマウスの可能性があると指摘をしていました。

「ドライマウス」は唾液の分泌量が少ない人に起こる傾向があります。
唾液には、消化作用・抗菌作用・粘膜保護・修復作用・歯の保護などの役割があり、唾液の分泌量は一日に約1.5Lと言われていますが、ドライマウスの人は750mLほどしか出ないといいます。
この梅雨の時期から注意が必要なドライマウス。対策を寺嶋教授に伺いました。
ドライマウス対策
【対策①ドライマウスセルフチェック】
ドライマウス自覚症状チェックリスト
寺嶋教授によると、2つ以上当てはまるとドライマウスの可能性があるといいます。

・口内のねばつきを感じる
・口臭が気になる
・笑うと前歯に唇がくっつく
・毎日口の中が渇く感じがする
・しゃべりにくい
大久保佳代子:
ねばつきありますね。2個3個あります。
MC 設楽統:
僕も2個ぐらいある。渇く感じがするとかしゃべりにくいとか。結構本番中って水分取れない時多いし。
倉田大誠アナウンサー:
寺嶋先生いわく、今の皆さんの状況だと生放送でコメント発していますので、若干ストレスかかっている状況なので喉乾いてもしょうがない。
日常生活でこういうことが起きた方がより注意が必要だということです。
【対策②受診先の選び方】
ねばつき、長く話すと口が渇くなど軽い症状のときは歯科に。
味を感じにくくなるなど重い症状のときは内科を受診してください。
【対策③あいうべ体操】

①「あー」と大きく口を開ける

②「いー」と首に筋が張るくらい口を大きく横に広げる

③「うー」とタコのように口をすぼめて前に強く突き出す

④「べー」と顎の先を目指して下をしっかり下に伸ばす

毎食後、これを10セットを目安に行うと、唾液の分泌量が増えるということです。
(「ノンストップ!」6月4日放送より)
