1審の長崎地裁がいじめの事実を一部認める判決を出した海星高校の男子生徒の自殺をめぐり、高校の卒業生有志が学校側に遺族への謝罪などを求める抗議文を送付しました。
抗議文を送ったのは海星高校(長崎市)の20代~40代の卒業生有志14人がメンバーの「名誉(ほまれ)連合」です。
25日、長崎市内で会見を開き、6月15日付けで学校に抗議文を送ったことを明らかにしました。
海星高校では、2017年、当時2年生だった男子生徒の自殺をめぐり、両親が自殺は校内でのいじめが原因で学校がいじめ防止策を怠ったなどとして、損害賠償を求める裁判を起こしています。
「名誉連合」代表の井村大和さん(28)は亡くなった男子生徒の2学年上で、自身も在学中にクラスメイトから暴力を受けるなどのいじめを経験しました。
6月8日、長崎地裁は学校側の安全配慮義務違反を認め、およそ300万円の支払いを命じる判決を出しましたが、井村さんは学校の対応に誠意が感じられない、と「名誉連合」を立ち上げました。
名誉連合 井村大和代表
「まずは自らの非を改めるというのが教育者としてあるべき姿だと思う。それがなされていない」
「誇れるような学校になってほしい」
抗議文では、自殺した男子生徒についていじめがあった事実を認め両親に謝罪することなどを求めています。
名誉連合 井村大和代表
「教育機関としてきちんとした姿であるように私たちはお願い、抗議をしていく」
学校側は抗議文に関して「弁護士と相談し検討する」ととしています。
